水筒

 小学生の頃は、キャンプ用と称する平べったい形の、把手のついたやかん兼用水筒を気に入って持って歩いていました。
 今は手元にもう無いのでよくわかりませんが、たぶんアルミ製で2リットル近い容量のものだったと記憶しています。遠足などではいつもぶら下げていました。ただ飲みにくく、重かったことは確かです。キャンプに行けばやかんとして使っていましたが…

 山に頻繁に行くようになると使い始めたのがポリタンク。通称ポリタン。  当時、強そうなお兄さんたちがみんな大きなポリタンから水を飲んでいるのを見て自分もほしくなりました。外観も燃料タンクのようで格好がよく感じてあこがれていました。
 幸い高いものではなかったので中学生になると、エバニューの500cc、なぜかSSKの1000cc、HOPE社製の手つき1500ccと徐々に増えていきました。
 山岳部に入り、泊まりが多くなると容量は大きい方がいいので2000ccのものを使うようになりました。これもHOPE社製でした。把手付きとしてはエバニューに比べて平べったくてパッキングがしやすく、1500ccのもので使い勝手がよかったので大勢に反して使い続けていました。
 このHOPE社製は大学の時にワンゲル所属の後輩に貸して、無くなったか壊れたかして代わりにエバニューの把手なしのみんなが使っているものを返してもらい、そのまま使っています。長持ちするものですね。  そのうちに会社がつぶれお気に入りのHOPE社製は手に入らなくなってしまいました。
 このころは石油やガソリンを持ち運ぶのにもこのポリタンを使っていました。よく水筒用ポリタンに「水」とドでかく書いてあるのは、こいつらと間違えないようにするためです。最近では使う人も少なくなったのであまり見かけないとは思いますが…
 水がポリくさくなるわふたを閉めるときに常に気をつけていないと漏れるわで決して使いやすいものではありませんでしたが、みんなこれを使ってました。キスリングのタッシュに入れるのにとても都合が良かったです。その代わりアタックザックでは使いにくいです。よく雨蓋に入れていましたがほかにものを入れるのに余裕がなくなるし、第一小さいアタックザックでは入りませんでした。

 このポリタン、酒入れにも主に1000ccのものを使っていましたが、やはりポリ臭が移るので高校生の頃大枚をはたいてフランスはグランテトラ製の水筒を手に入れました。当時としては非常に高い買い物だったと記憶しています。ワイン用に作られているというだけあってさすがに品質はよかったのですが留め金がはずれやすく、ザックに酒を呑まれてしまうこともたびたびあり、首のところに細引きを巻き付けて使っていました。
 今はもうあまり使いませんが細引きとコードストッパーをつけて使っています。

 ポリタンとテトラの時代は結構長く続きました。
最近はプラティパスという折りたたみ可能なヤツをアルコール飲料用に使っています。 こういうモノです。 ただ行動中の水分補給に使うには少し不便なので、1〜2リットルのペットボトルを使うことが多いです