冬はまず水は凍ってしまっていて無いので、雪を溶かして作ります。

 第一にキジに気を付けること。飲料水にキジが混入するなど考えるだけでもぞっとしますが実際に水から芳臭が漂ってきたら… 人間の嗅覚はその方面の匂いには特に敏感にできています。

 ゴミなどが上に積もっていたりしている雪も避けましょう。

 最初はあらかじめ持っている水をお湯にして雪を放りこむようにすると燃料と時間の節約になります。

 作った水は明るいところで見ないほうがいいでしょう。もし、明るいところで見てしまってどうしても気になる場合はコーヒー用のドリッパーがあると便利です。バンダナ、手拭い、ペーパータオルなどで漉してもいいですが、手間がかかるし手ぬぐいの信頼性が… また、濡らしてしまうと処置に困ります。

 水は絶対に凍らせないこと。凍らせてしまうと溶かすのには大変な燃料と時間と手間を食います。特にポリタンの場合には湯せんにしなければならないので面倒なことおびただしいです。

 凍らせないように夜は抱いて寝ましょう、行動中は容器いっぱいにしたり、少なすぎるまま持ち歩くと凍りますので容器の1/2から2/3ぐらいにして携帯します。

 朝食後は多少残して暖かい飲み物(紅茶、ココアなどのあまいものがいい)を作ってテルモスに入れておくと行動中に便利です。テルモスは冷えているのが普通なのでお湯を一度入れて中を暖めておかないとすぐにぬるくなります。

 水作り用の雪は設営時に巨大なビニール袋を何枚か重ねてブロックを入れておき、テントの中に入れておくと燃料と時間の節約になります。

 寝る前、炊事後には極力次の炊事、行動用に必要な分を作っておくようにしましょう。

 意外に水分の消耗が激しいので必要量を摂取するように心掛けるようにしましょう。気温が低いと渇きをあまり感じず必要な水分の補給ができないことが多いので意識的に大量に飲みましょう。お茶の時間を多くとることも効果的です。

 鍋の底の雪は落としておくこと。ただでさえ露がついて床に水が落ちます。落ちた水はこまめに吸い取ること。トレペでもいいですがスポンジを用意しておくと便利。